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すべり台型避難器具とは?使い方や設置基準、選び方などを解説

2025年08月11日

突然の火災や地震などの災害に備え、スムーズに避難するためには、建物の構造や利用者の特性に応じた「避難器具」の設置が欠かせません。

 

なかでも「すべり台型の避難器具」は、階段の使用が難しい場面でも、安全に、そして迅速に避難できる方法として注目されています。

 

この記事では、「すべり台型避難器具」の特徴や役割、実際の使い方について、わかりやすくご紹介します。

 

もしものときに備えて、安心できる環境づくりの参考にしてください。

 

避難器具「すべり台」とは

避難器具 すべり台

すべり台型の避難器具とは、その名のとおり、すべり台のような形状を活かして上階から地上へすべり降りることで避難する器具です。

 

直線的に設置されるものや、スペースに応じて曲線を描くものなど、さまざまなタイプのすべり台があります。

 

従来の避難はしごや階段型器具に比べて、すべるだけで降下できるため、ご年配の方や小さなお子さまなど、体力に不安のある方でも比較的安心して使用できるという利点があります。

 

また、大人数がすみやかに避難できるというのも特徴です。

 

はしごや階段などの避難設備では対応が難しいケースや、より迅速な降下を求められる場面において、すべり台型の器具は有効な選択肢といえるでしょう。

 

このように、避難器具としてのすべり台は、従来の方法とは異なるアプローチで安全性と実用性を兼ね備えた設備です。

 

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避難器具「すべり台」の使い方

避難器具 すべり台

安全に避難するためには、避難器具の正しい使用手順を事前に理解しておくことが重要です。ここでは、すべり台型避難器具の使い方をご紹介します。

 

すべり台使用前の確認と準備

すべり台型避難器具を使用する際は、安全に使える状態かどうか、設置状態や動作状況を事前に確認しておくことが大切です。

 

たとえば、すべる面や着地する場所に異物が落ちていないかなど、まわりの状況もしっかりチェックしておきましょう。

 

使用前に避難口の周囲に障害物がないか確認し、避難者の動線を確保しておくことで、安全性を高められます。

 

特に初めて使用する場合や不特定多数が使う施設では、日常的な点検と定期的な訓練が欠かせません。

 

万が一の際にも慌てず行動できるよう、日頃から使用手順を確認しておくと安心です。

 

避難開始時の姿勢と乗り方

すべり台型の避難器具を使う際は、必ず指定された姿勢ですべり始める必要があります。

 

多くの製品では、座った姿勢で足を前に出し、両手でサイドの手すりやガイドロープを持ってすべるのが一般的です。

 

このとき、うつ伏せになったり立ち上がったりといった不安定な姿勢は避けましょう。

落ち着いて正しい姿勢を保つことで、安全に避難できます。

 

すべり降りる際の注意点

すべり台をすべり始めたら、スピードが出すぎないように落ち着いてすべり降りましょう。

 

複数人が連続して避難する場合は、一定の間隔を保つようにして、前の人と接触しないように注意を払います。

 

すべり台の角度や長さは製品によって異なるため、非常時に焦って飛び出さず、落ち着いた行動を取ることが大切です。避難の際には「一人ずつ、順番に、安全に」を心がけましょう。

 

地上到達後の行動

すべり降りたらすみやかに避難口から離れ、安全な場所へ移動します。

 

すべり台型避難器具は、次の人が安全に降りられるよう降下スペースを迅速にあける必要があります。

 

また、必要に応じて建物周囲の避難誘導表示に従い、安全な避難場所や集合場所まで移動してください。

 

災害時には混乱が起こりやすいため、落ち着いて他の避難者と協力しながら行動することが重要です。

 

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すべり台型避難器具の設置基準

避難器具 すべり台

災害時に安全に避難するためには、すべり台型の避難器具をどのように設置するかも重要になってきます。

 

ここでは、すべり台型避難器具の設置が推奨される施設や、具体的な設置基準についてご紹介します。

 

すべり台型避難器具の設置が推奨される施設

すべり台型の避難器具は、特にご年配の方や小さなお子さま、体の動きに不安のある方が利用する施設に適しており、その安全性と操作のしやすさから多くの施設で導入が進められています。

 

たとえば、保育園・幼稚園・福祉施設・病院・高齢者向け住宅といった施設がその代表的な例に挙げられます。

 

これらの施設では、階段を使った迅速な避難が困難な場合が多いため、すべり下りることで避難ができるすべり台型器はこうした場面でもスムーズな避難を可能にします。

 

すべり台型避難器具の設置基準

すべり台型の避難器具を設置する際は、消防法や建築基準法に基づく規定、そして各自治体の指導要領などを踏まえる必要があります。

 

すべり台型避難器具の設置にあたっては、以下のような基準が一般的です。

 

  • 1階および11階以上は、避難器具の設置は原則不要
  • 地下階は構造上、すべり台型の設置不可
  • 2~10階のすべての防火対象物に設置が可能

 

設置を進めるにあたり、事前に製品メーカーや所轄の消防署へ相談し、連携を図っておくと安心です。

 

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すべり台型避難器具の選び方

避難器具 すべり台

避難用すべり台は、建物の構造や利用者の特性に合わせて適切な製品を選ぶことが必要となります。

 

ここでは、安全性・設置対応・認定など、避難器具としてのすべり台を選ぶ際に押さえておきたい基準についてご紹介します。

 

安全性と認定の有無を確認する

避難用すべり台を選ぶ際は、安全性をしっかり確認しましょう。

 

滑降時の安定性、材質の強度、耐熱性などに加えて、「日本消防設備安全センター」などの公的な認定を受けた製品かどうかも確認してみましょう。

 

また、避難訓練や日常点検で繰り返し使用されることを踏まえ、十分な耐久性があるかどうかや、摩耗・劣化に強い素材で作られているかも、選定時の重要なポイントとなります。

 

さらに、すべり台の傾斜角が過度でないかなど、安全面での細かな配慮もチェックポイントとなります。

 

建物の階数や構造に合ったタイプを選ぶ

避難用すべり台は、建物の階数や構造に合ったものを選びましょう。

 

すべり台型の避難器具には、直線タイプや螺旋タイプなどの種類があります。

 

すべり台型避難器具を設置する建物の階数やスペース、避難経路の構造に合わせて最適なタイプを選ぶことが必要となります。

 

また、避難口の位置やバルコニーの寸法によっても、設置可能な製品は異なります。

 

実際にすべり台型避難器具を導入する際は、建築業者や所轄の消防と事前に十分な調整や確認を行いましょう。

 

メンテナンス性・設置後の対応も確認

避難用すべり台を選ぶ際は、設置後の対応についても確認しましょう。

 

避難器具は設置して終わりではありません。設置後に定期点検や保守が必要となるため、メンテナンスのしやすさや各製品ごとの保証期間やサポート内容も含めて、比較検討しておくことをおすすめします。

 

万が一の不具合や故障に迅速対応できるアフターサービス体制があるかどうかも、長期的な安全を確保するうえで、大切な検討項目です。

 

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すべり台型避難器具で安心を備えよう

避難器具 すべり台

すべり台型避難器具は、階段の使用が困難な状況下でも、安全かつ迅速に避難できます。

 

特に保育園や老人ホームなどの施設では、直感的に使える避難手段として広く導入されています。

 

本記事では、すべり台型避難器具の基本から、正しい使い方、設置基準、製品選びのポイントまでを総合的にご紹介しました。

 

万が一の火災や災害に備えるためには、日ごろから備える意識と確かな器具の導入が被害を最小限に抑える鍵となります。

 

安全性と安心を手に入れる一歩として、すべり台型避難器具の導入を検討してみてください。

 

東報防災工業株式会社では、火災報知設備や防排煙設備、消火器など、多様な防災機器を取り扱っております。施設の防災対策において、最適な設備選定や設置のご提案も行っております。

 

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